3月5日
3月5日(水)雨のち曇り
目が覚めて4時半から『白墨人形』を読む。「取り返しのつかないこと」を思い出させる物語というのはキツイ。己がやらかしたことである(正確に言うと「やらかしたことに謝罪をしなかったこと、責任をとらなかったこと、今も隠し続けていること」が辛いのである)。遅ればせでも謝罪し、公にせぬかぎり背負ってゆくしかないそれ‥‥。『アラン=スミシー』『祖父母のために』を書いて楽になれたわけでもない‥‥。書いたことで少しはマシになったか‥‥。日常では忘れておっても、時々、顔を出すそれら‥‥。
6時40分起床。じゃがいも・かぼちゃ・絹さや。麻婆豆腐を作る。ゴミ出し。録音。
シーマックス。ジャージを忘れたせいでストレッチやれず。
昼。賑やかな女性3人連れ、マナベ占い師、ツジくん、公沖、このあいだも来てくれた女子高生(中3?/偉いねえ、ありがとう)。
昼も麻婆ライス。
炬燵で過去新聞。朝の苦悩へひとつの解答。朝日新聞、まさかの鷲田清一『折々のことば』である。このコラムが嫌いで鷲田氏へは悪口を続けていた。なのに‥‥。杉田俊介『糖尿病の哲学』という本が引かれていた。解説にこうあった。「批評家は言う。人の生涯には『そこそこの正しさ』があればよく、『完璧』を鏡に自分を責めたり追い詰めたりすることはないのだと」。「!!!!」。そうなのか、それでいいのか? 力が抜ける思いがした。もう一度言うが「ひとつの解答かもしれない」。鷲田氏・杉田氏に感謝せねばならんが、実は朝一番、父母の遺影に手を合わせたのである。「こんな大きな失敗があるんだよ。アホな息子でごめん」。トウチャンカアチャンからの早速の返答だったとしたら‥‥。
17時前、Sと出発。豊中図書館(セキケンと遭遇。さらには駐車場の黄色のフォルクスワーゲンはサトシ車じゃないのか)、山本で灯油と給油、大野原図書館、ホウナン Coop。岸上酒屋は閉まっていた。ハローズ。
Gプロ。「原稿フォルダへペーストしたコード譜のチェック」という段階へ入る。
豚紙カツ(S作)、キャベツ千切り、ほうれん草胡麻和え(オレ作)、タコスの皮。
Gプロの続き。本日やれたのはNo.4まで。
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